ノートパソコンは「NEC LAVIEシリーズ」の山形県米沢市が3年振りにふるさと納税を再開、さらに「Lenovo Thinkpadシリーズ」など安い価格帯が増えるなど、「マウスコンピューター」以外の選択肢が増えています。2020年3月30日の段階でふるさと納税で提供されている「ノートパソコン」をご紹介します。
「ノートパソコン」は高額になりますので数量限定のものや「ふるなび」限定が沢山あります。在庫がなくなっても再度在庫が入るものがありますので、興味のある方は頻繁にチェックしておきましょう。
ふるさと納税で貰えるパソコンまとめ
ふるさと納税でノートパソコンを貰う時に知っておきたい疑問をまとめました。
提供しているメーカーはどこがある?
ふるさと納税でノートパソコンを提供しているメーカーと特徴をまとめています。
- マウスコンピューター
CMでもおなじみです。長野県飯山市に工場があり「iiyama」ブランドとして提供されています。ふるさと納税の中のノートパソコンの中では比較的安価に貰えるのでおススメです。マウスコンピューター特集ページで提供されている機種の違いやおすすめを紹介しています。 - Lenovo
Thinkpadで有名なLenovo(レノボ)ですが、山形県米沢市が提供しています。高く壊れにくいタフな性能がビジネスマンからの支持を受けています。Thinkpad特集ページで提供されている機種の違いやおすすめを紹介しています。 - サードウェーブ
サードウェーブもマウスと並んでふるさと納税ではかなり安いノートパソコンを提供しています。やや知名度がないので心配かもしれませんが高評価を受けているノートパソコンです。最安値のノートパソコンを提供しているサードウェーブについては「最安値のノートパソコンが寄付金額12万とコスパが高い」で提供されている機種の違いやおすすめを紹介しています。 - 富士通
富士通からはLIFEBOOKが提供されています。ふるさと納税ではかなり高額なノートパソコンになりますが安心の大手メーカーでパソコンの質感が圧倒的に高いです。 - NEC
人気のLavieシリーズがふるさと納税で提供されています。女性に人気の白いボディが一際目立ちます。一時期は提供が停止されるなどいろいろとありましたが現在復活しています。Lavie特集ページで提供されている機種の違いやおすすめを紹介しています。 - VAIO
ノートパソコンの中では最高峰といってよいスタイリッシュで常に最先端を攻めています。私もプライベートのノートパソコンは初代にVAIOを選びました。スペックも質感もという高級志向であればVAIOがおすすめです。VAIO特集ページで提供されている機種の違いやおすすめを紹介しています。
今あるノートパソコンが遅くて困っているという方は内部のHDDをSSDに変えることで早くなることがあります。そんな悩みのある方は「ノートパソコンを高速化できる返礼品が凄い HDDからSSDへ変換」の記事も併せて読んでみることをおすすめします。
ふるさと納税で提供されているノートパソコンの還元率は?
ふるさと納税が始まったころはかなり多くのパソコンやノートパソコンが提供されていましたが自治体の過激な競争に総務省からまったがかかった結果として、返礼品は寄付金額の3割が上限とする通達がされました。現在ではほとんどのノートパソコンが30%前後の還元率です。
ノートパソコンが貰える最低年収の目安は?
ノートパソコンは高額な寄付金額なので貰うためには寄付金の上限額がかなり高くなります。それぞれのメーカーで最安値のノートパソコンを貰うために必要な年収の目安を共働きの夫婦ならという仮定でまとめました。
- マウスコンピューター
最安値173,000円 必要な年収の目安1千万円 - Lenovo
最安値550,000円 必要な年収の目安2千万円 - サードウェーブ
最安値120,000円 必要な年収の目安は760万円 - 富士通
最安値590,000円 必要な年収の目安2千5百万円 - NEC
最安値460,000円 必要な年収の目安2千万円 - VAIO
最安値570,000円 必要な年収の目安2千万円
ノートパソコンが貰える自治体はどこ?
パソコンを返礼品として用意しているおすすめの自治体をご紹介します。
VAIOは長野県安曇野市で提供されています
長野県安曇野市では人気のパソコンのVAIOが返礼品で用意されています。毎年モデルチェンジされて最新の機種が用意されています。リモートワークで新しいパソコンが欲しくなった方は、ふるさと納税で手に入れてみてはどうでしょうか?
以下安曇野市のページより平成28年4月8日(金曜日)のお昼12時30分よりVAIO株式会社製ノートパソコン6機種をお礼の品に追加します。昨年度大好評をいただいた「VAIO Z」をはじめ新たに「S Line」シリーズ3機種を追加し皆様のニーズにお応えできるラインナップをご用意いたしました。
ビジネスシーンでご活用いただくもよしご家庭でお使いいただくもよし様々な状況下で活躍できる機種を取り揃えましたのでお好みの機種をお選びください。
NEC Lavieシリーズは山形県米沢市で提供されています
牛肉のお礼の品有名ですがまさかパソコンまでというのが山形県米沢市です。NECのノートパソコン発祥の地で生産拠点が置かれていることからお礼の品として用意されているそうです。
DVDスーパーマルチもついているんですね。27万以上ならインテル Core i7-6500UでSSD:256GB SSDです。SSDはやっぱり立ち上がりがめちゃくちゃ早いです。私もさんざんHDDと悩みましたがSSDにして正解でした。
色は女性に人気の高いホワイトカラーに加えてシンプルにブラックなども用意されています。最新の2020年夏モデルなどが人気が高くなっています。
Lenovoシリーズは山形県米沢市で提供されています
ビジネスマンシーンで人気が高いのがLenovoのパソコン「ThinkPad」シリーズです。使い勝手の良さや耐久性など多少荒っぽく扱っても平気なモバイルノートパソコンとして持ち運んで使えるのが人気の秘密です。
Lenovoは中国の会社ですが生産工場が山形県米沢市にあるためふるさと納税で提供されています。
マウスコンピューターは長野県飯山市が提供しています
安くて高性能なパソコンとしてマウスコンピューターが人気ですが、ふるさと納税でも長野県飯山市が提供しています。巣ごもり需要でかなりの機種が品切れとなっていますが、マウスコンピューターはふるさと納税で提供されているパソコンの中でも寄付金額がかなり低いのでおススメです。
品切れになっては新しいモデルが投入されたりと多いときには10機種以上が返礼品として出ているので探してみてください。
富士通LIFEBOOKは島根県出雲市で提供されています
島根県出雲市からは「富士通」のノートパソコン「LIFEBOOK」シリーズが提供されています。リモート会議に対応したマイクとカメラ内蔵やマスクをしたままでもサインインできることなどビジネスシーンに欠かせないユーザビリティを追求したシリーズになっています。
おすすめは「LIFEBOOK WU3/F1」でディスプレイがタッチ対応になっていて、付属のタッチペンを使うことでタブレットとしても利用できます。13.3型と持ち運びできるサイズとなっているので外出先で使うなど便利に使えます。
パナソニック レッツノートは兵庫県兵庫市で提供されています
パナソニックのパソコン「レッツノート」シリーズを提供しているのは兵庫県兵庫市になります。提供されている機種は全部で3機種になりますが、折りたたんでタブレットとしても使えるタイプには光学ドライブは搭載されていません。
おすすめは「レッツノート QV9 ブロッサムゴールド」で光学ドライブは付いていませんがその分軽量で折りたたんでタブレットとしても使えます。ディスプレイもマルチタッチパネルを搭載しています。12型とやや小ぶりですが、重量も約0.969kgとかなり軽量のモデルになっています。
FRONTIERのパソコンは山口県柳井市から提供されています
さとふるだけで提供されているのが山口県柳井市に拠点をもつ「FRONTIER」のパソコンです。あまり聞きなれない名前で不安を感じるかもしれませんが、実はパソコンの製造組み立て販売では先駆者的な存在でマウスコンピューターと肩を並べる知る人ぞ知るメーカーです。
そんな「FRONTIER」のパソコンが何故山口県柳井市で提供されているかというと、もともと「フロンティア神代」という会社が前身となっているためです。現在はヤマダ電機の完全子会社となっています。
「フロンティア」の特徴としてグラフィックボードやCPUなどの新パーツが発売されるとすぐにセール対象モデルになるということがあり、そのため最新モデルが低価格で購入できるので、ふるさと納税でもハイスペックのゲームノートパソコンや仕事につかえるスタンダードノートパソコンなど、最新のパーツを使ったパソコンが非常に低価格で提供されています。
ヤマダ電機の完全子会社が運営しているので安心して選べるパソコンです。
おススメノートパソコン Best3ランキング2021年最新版
メーカー別におすすめのノートパソコンをまとめています。
マウスコンピューター ノートパソコン
ふるさと納税では最安値でノートパソコンやタブレットを提供しているのがマウスコンピューターです。社名が面白いのですが、1998年に有限会社タカシマから株式会社化してマウスコンピュータージャパンとなりました。
社名の由来はマウスのように、「人とパソコンの橋渡しを行い、つねにお客様の視点から、より快適なパソコン環境作りに役立っていける存在でありたい」という願いからと言われています。株式会社マウスコンピューター(英語:Mouse Computer Co.,Ltd.)は価格が安いので低品質と思われる方もいるかもしれませんが、マウスコンピューターのパソコンはホワイトボックスパソコンと呼ばれるもので、標準的な既製品のパーツを組み合わせてパソコンとして完成させたものなので開発費用などが掛からずその分安価なのが特徴です。
特に大手家電メーカーと相対的な低価格を実現させるために、部品の大量購入・共同生産・物流の一本化などのサプライチェーン・マネジメントを行ったりして様々な企業努力を行っています。
提供している自治体は長野県飯山市の工場で「飯山産」をブランドとして生産しているにしていることが所以です。
リモートワークに使えるスペックの高いノートパソコンとしてインテル Core i5を搭載しています。ふるさと納税にはOfficeソフト ( Word / Excel / Outlook )が付いていないタイプと付いているタイプの2つがありますが、付いているものと付いていないものの寄付金額の差が6万円あります。
NEC LAVIEシリーズ ノートパソコン
NECは世界初のカラーのノートパソコンを作った会社で高品質の「ノートパソコン」を数多く輩出してきました。
品質管理や耐久性の試験について徹底しているのが有名で、特にノートパソコンにおいてもっとも耐久性が求められるキーボードや外部機器との接続を行うコネクタ(USBポートなど)、ディスプレイとキーボードを繋いでいる駆動部分のヒンジなどは数万回の耐久テストを行うなど徹底して耐久性を確認しています。
出荷前の最後の点検にも時間をかけるなど最終的な製品チェックも徹底して行われています。ウェブサイトやコールセンターでのカスタマーサービスも充実しており、故障したパソコンの集配や梱包などは無料で行っています。充実したカスタマーサポートはパソコン初心者でも安心して選べるメーカーです。
「ふるさと納税」で提供しているのはNECの工場がある「山形県米沢市」です。
ふるさと納税に現在提供されているLavieシリーズのノートパソコンは全部で3機種ありますが、そのうちOfficeソフトが付いたものは2機種のみです。自宅の中だけで移動して使って外に元出さないのであれば、15.6型のディスプレイぐらいあったほうがリモートワークがはかどります。DVDスーパーマルチドライブやBluetoothの純正マウスも付いているのでお得感があるノートパソコンです。
VAIOシリーズ ノートパソコン
私が初めてノートパソコンを持ったのがソニー時代の20年前にさかのぼります。1996年~2014年までソニーで販売されていましたが、2014年7月にソニーから切り離されてVAIO株式会社となりました。名前の由来は「Visual Audio Intelligent Organizer」の略で名前の通りAV機能を重視したノートパソコンです。他社との差別化を徹底したブランドで以下の差別化を図っています。
- AVエクスペリエンスの重視
他社との明確な差別化を図るためにAV機能を重視した「ノートパソコン」という位置づけで開発販売されています。 - モバイルとデザイン
「ノートパソコン」市場に革命を起こしたのが軽量、薄型という持ち運びに便利なモバイルとしてのブランドの確立でした。特に1997年本体に使われたマグネシウム合金やバイオレットカラー(Violet)はそれまで傷がつきにくいなどの理由で黒やグレーだった「ノートパソコン」のデザインにおいて他社との差別化とブランドが確立されるきっかけとなりました。私も何を隠そう菫色(すみれ色)のノートパソコンを使っていた世代です。
長野県安曇野市から提供されている理由は、2005年事業部門の再構築に伴いハイエンドシリーズ機種の製造の開発拠点は長野県安曇野市にあるソニーイーエムシーエス長野(安曇野)テックに置かれるようになったためです。
市販のハイエンドではない機種は、台湾の鴻海精密工業の中国にある工場でEMS製造されていますが安曇野市で生産されたハイエンドモデルは高額になっています。
「VAIOシリーズ」は2020年3月30日の段階で提供がありませんでした。復活する可能性もあるので気になる方は頻繁にチェックしてみましょう。以前提供されていたモデルを参考として紹介します。
VAIOシリーズは同じモデルでも2020年1月発売モデルと10月発売モデルで寄付金額に差が出ています。安いほうでも構わないのですが、ノートパソコンの技術やCPUの処理速度は半年変わるだけで相当変わってきます。せっかく高級なVAIOモデルを貰うなら10月発売モデルが値段以上にお得になります。
Lenovo ThinkPadシリーズ ノートパソコン
香港に本社を置くLenovo社ですが、かなり複雑な会社の遍歴があります。
ThinkPadはもともとアメリカの企業IBMが開発したノートパソコンのブランド名です。ブランド名の由来は当時、IBM社員がThinkと書かれたノートを使っていたことにインスピレーションを受けてThnkpadと命名したと言われています。
Lenovoは中国で生まれた会社で長らくLegendという会社名を使っていましたが2003年に国外事業強化をする際にLegendは商標登録で紛争が起きるリスクを考えてLenovoと社名を変更しました。
Lenovoは造語で元々の社名LegendからLe、novoはラテン語で新しいを表すNovaから取り、Lenovoとつけられたと言われています。Lenovoは2004年にIBMを買収、2011年NECの部門とドイツの大手メーカーメディオンを買収、2017年には富士通の部門も買収して日本市場では4割を超えるシェアを持っているメーカーとなりました。
世界的なシェアでもアジア太平洋市場ではシェア1位、中東アフリカ・ヨーロッパ・世界市場でもシェア2位、2013年からは世界シェア1位、2018年にTOP500でスーパーコンピュータのシェア世界1位のベンダーとなりました。
山形県米沢市が提供しています。