ちょっと気の利いたシャンパンと言えば、モエの愛称で親しまれているモエ・エ・シャンドンです。
プレゼントやちょっとしたパーティーでの手土産として出しても恥ずかしくないシャンパンのブランドで、世界中のセレブに愛されているシャンパンです。
ふるさと納税の返礼品でもモエが提供されているのでご紹介します。
モエ アンペリアルの返礼品とは
手軽にしかもおいしいシャンパンを味わいたいと思ったらこのもモエ・アンペリアルが一番おすすめです。手軽にとは言いながら、モエアンペリアルは100種類以上ものベースワインをアサンブラージュし、法律で制定された最低熟成期間の約2倍もの時間をかけて熟成させた世界のセレブが愛するシャンパンです。
味は甘みがなく何の料理にも合う万能なシャンパンです。色はゴールドの色合いです。
ふるさと納税では箱なしの375mlのハーフボトルと箱がついた750mlのフルボトルの2つが用意されています。
ロゼ アンペリアルの返礼品とは
シャンパンではロゼは価格がやや高めとなっています。理由はぶどうの果皮を残したまま製造をするためで、白よりも手間がかかる分価格も高めに設定されています。
ロゼは綺麗なピンク色で女性受けするシャンパンです。ピンク色の液体から一見甘いお酒と思ってしまいますが、甘み自体はそれほどなく甘いお酒が好きな人には酸味を感じることがあるかもしれません。
ふるさと納税では2種類が用意されていて、ひとつはハーフボトルの375ml、そしてもう一つはフルボトルとなる750mlです。
1743年シャンパーニュ地方のワイナリーから始まった270年の歴史をもつモエ・エ・シャンドンはシャンパンの歴史とともに歩んできたと言っても過言ではないシャンパンです。
モエ・エ・シャンドンの歴史
シャンパーニュ地方の名門であるモエ家の一員であるワイン商であったクロード・モエによって1743年に設立されたモエ社は創業者であるクロード・モエ氏の壮大な夢、シャンパンを最高のワインにすること、モエを最高のシャンパンに育て上げることを目標としてきました、
1748年にフランス王室御用達となったモエ・エ・シャンドンはドイツ、スペインロシアの王室でも大流行していきます。
数百本にも及ぶモエ・エ・シャンドンを城に運ばせたという記録が残っているほどの愛好家であったルイXV世の愛妾だったポンパドゥール夫人によってヴェルサイユの王侯貴族に広められ華やかな社交界にふさわしいシャンパンという評価を広めていきました。
1792年に3代目の当主となったジャン・レミー・モエはシャンパン以外のワインの製造を中止しすべての努力をシャンパン造りに注ぎ込むことによって国際的なラグジュアリーブランドへ引き上げる取り組みを始めます。
ナポレオン I 世やビクトリア女王などその時代に最も影響力を持つ人々から愛されたモエ・エ・シャンドンは輝かしい式典の場での祝杯に欠かせないシャンパンとして名前を広めていきます。
1792年に英国王室御用達のお墨付きを得ると世界中にその名を知られるシャンパンへと成長していきました。
モエ家と旧知の仲だったナポレオン I 世は親交の証として誕生以来人気を博していたメゾンの旗艦シャンパンに「アンペリアル「IMPÉRIAL」=皇帝」の名がつけられました。
モエ・アンペリアルの誕生です。
19世紀末までには世界中へ輸出されました。日本へ初上陸したのは1903年です。
モエ・エ・シャンドンの豆知識
モエ・エ・シャンドンはイベントやパーティー、表彰式など世界のあらゆるシーンで出てくる有名なシャンパンです。スポーツやイベントでの伝統的な習慣をまとめてみました。
F-1の表彰台
F-1の表彰台で欠かせないのはモエ・エ・シャンドンです。
1936 年のヴァンダービルト・モーターレースでタツィオ・ヌヴォラーリはモエ・エ・シャンドンのジェロボアムを嬉しさのあまりボトルから直接シャンパンを飲みました。
以来、優勝者たちは、喜びを表すシンボルとしてこのパフォーマンスを真似していくことになりモエ・エ・シャンドンはF1の表彰台に欠かせないシャンパンとなりました。
プロスト、セナ、シューマッハ、歴代のチャンピオン達が表彰台へあがるたびモエ・エ・シャンドンのコルクが抜かれたのです。
シャンパンファイト
スポーツの表彰式や祝勝会でおなじみのよく振ったシャンパンボトルから吹き出す泡で勝利を祝うこのセレモニーはル・マン 24時間耐久レースの表彰式で優勝者がモエ・エ・シャンドンを観衆に浴びせたことが起源です。
シャンパンタワー
ウェディングの風景で世界中で喜ばれているシャンパンタワーもモエ・エ・シャンドンが始めたのがはじまりです。